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「施工管理に興味はあるけど、資格って何から取ればいいの?」
「職人の自分でも、管工事の施工管理技士は受けられるの?」
配管まわりの現場で働いていると、一度は気になる資格だと思います。
現役の保温職人のなおきです。
この記事では、2級管工事施工管理技士について、どんな資格か・受検資格・試験日程と費用・合格率・保温工が取るメリットをまとめました。
なおきの本音
施工管理の側で仕事をするなら、必須の資格だと思っています。
2級管工事施工管理技士とは
2級管工事施工管理技士は、国の「施工管理技術検定」に合格すると名乗れる国家資格です。冷暖房・換気・給排水・ガス配管などの「管工事」で、工程・品質・安全などを管理する技術者であることの証明になります。
取得すると、管工事の現場に置く主任技術者になれるなど、会社にとっても必要な資格です。そのため、資格手当がついたり、施工管理の求人で有利になったりしやすいです。
保温工と相性がいい理由
- 保温は、配管やダクトの工事と同じ現場で動くので、管工事の流れを普段から見ている
- 図面を見て、配管の経路や順番を考える場面が多い
- 他の職種との段取りや、安全への意識が身についている
まったく知らない分野の資格より、現場で見てきたことがそのまま勉強のヒントになるのが強みです。
受検資格|2024年度から変わった
2024年度(令和6年度)から受検資格が変わり、第一次検定は実務経験なしで受けられるようになりました。
- 第一次検定:受検する年度中に17歳以上になる人
- 第二次検定:2級の第一次検定に合格した後、実務経験3年以上(1級の第一次検定合格後なら1年以上)
- 令和10年度までは、旧受検資格で第二次検定を受けることもできる
注意:職人としての作業がそのまま実務経験になるとは限らない
第二次検定に必要な「実務経験」は、工事の施工管理に関わった経験のことです。全国建設研修センターの受検の手引では、作業員としての経験や、工程管理・品質管理・安全管理などを含まない単純な作業は、実務経験として認められないとされています。
職長として段取りや安全管理をしていた経験などがどう扱われるかは、受検の手引で確認するか、会社に相談してみてください。まずは実務経験がいらない第一次検定から受けるのが現実的です。
試験日程と受検料(令和8年度)
- 第一次検定(前期):申込 3月4日〜18日/試験 6月7日
- 第一次検定(後期)・第二次検定:申込 7月14日〜28日/試験 11月15日
- 受検料:第一次・第二次の両方 12,700円、どちらか一方 6,350円
令和8年度の申込はすでに終わっているので、これから受ける人は令和9年度の前期(例年3月申込・6月試験)が目標になります。最新の日程は全国建設研修センターのサイトで確認してください。
合格率
令和8年度前期の第一次検定は、受検者5,570人のうち3,483人が合格し、合格率は62.5%でした(令和7年度前期は63.1%)。しっかり準備すれば、職人でも十分に狙える数字です。
勉強の進め方
- 過去問を中心に回す:出題の傾向がつかめる
- 現場で見たことと結びつける:配管・空調の用語は、現場の記憶と一緒に覚えると忘れにくい
- 毎日少しずつ:まとまった時間より、通勤前や寝る前の15〜30分を続ける
なおきの本音
勉強は、毎日少しずつ。
まずは習慣をつけるのが一番だと思っています。
資格を取ったら、施工管理への転職も視野に
管工事施工管理技士は、施工管理への転職で強い武器になります。現場経験に資格が加われば、「職人出身の施工管理」として評価されやすくなります。
→ 施工管理の仕事の中身は職人から施工管理への転職はアリ?で書いています。
職人から施工管理エージェント
職人・現場作業員から施工管理へのキャリアチェンジに絞った転職支援サービスです。業界出身のコンサルタントが、職人の経験を「施工管理の求人で評価される言葉」に置き換えるところから手伝ってくれます。
- 職人・現場作業員の経験がある人向け
- 書類の添削や面接対策までサポート
- 40歳未満の人が対象
あわせて読みたい
→ 未経験から施工管理になれる?職人出身が有利な3つの理由と始め方
まとめ:まずは実務経験のいらない第一次検定から
2級管工事施工管理技士は、配管まわりの現場を見てきた保温工と相性のいい国家資格です。2024年度からは第一次検定を実務経験なしで受けられるようになりました。
いきなり全部を目指さなくて大丈夫です。次の前期の第一次検定を目標に、過去問を1日1問から始めてみてください。
→ 資格で年収がどう変わるかは保温工の年収のリアルも参考にしてください。
出典:一般財団法人 全国建設研修センター「2級管工事施工管理技術検定」、国土交通省「令和6年度より施工管理技術検定の受検資格が変わります」

