保温工に役立つ資格一覧|現役職人が考える、取る順番と年収アップにつながる資格

資格・スキル

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「保温工って、どんな資格を取ればいいの?」
「資格を取ったら、給料は上がるの?」

職人として働いていると、一度は考えることだと思います。
現役の保温職人のなおきです。

この記事では、保温工に役立つ資格や講習を、①腕の証明になる資格 ②現場で必要になる講習 ③キャリアアップのための資格の3つに分けて整理します。最後に、取る順番もまとめました。

なおきの本音
今持っているのは、職長・安全衛生責任者教育とフルハーネス型墜落制止用器具特別教育です。
これから取りたいのは、熱絶縁施工技能士(1級)と2級管工事施工管理技士です。

ひと目で分かる|保温工に役立つ資格・講習

資格・講習種類役立つ場面
熱絶縁施工技能士(1級・2級)国家資格(技能検定)腕の証明、職長・昇給
フルハーネス型墜落制止用器具特別教育特別教育高所での作業
石綿(アスベスト)関係の特別教育・作業主任者特別教育・技能講習改修工事で古い保温材を撤去するとき
職長・安全衛生責任者教育安全衛生教育職長として現場をまとめるとき
管工事施工管理技士(1級・2級)国家資格(施工管理技術検定)施工管理へのキャリアアップ

① 腕の証明になる資格|熱絶縁施工技能士

保温工の技能を国が認める国家資格です。技能検定「熱絶縁施工」に合格すると名乗れます。

  • 2級:実務経験2年から受検できる
  • 1級:実務経験7年から受検できる

厚生労働省のjob tagでも、保温工事に関係する資格としてこの資格が挙げられています。大きな現場では技能士の配置を求められることがあり、職長になる条件にしている会社もあります。

② 現場で必要になる講習

フルハーネス型墜落制止用器具特別教育

2019年2月から、高さ2m以上で作業床を設けることが難しい場所で、フルハーネス型の墜落制止用器具を使って作業するには、特別教育が必要になりました。配管やダクトの保温で高い所に上がることがある保温工には、身近な講習です。

石綿(アスベスト)関係の特別教育・作業主任者

古い建物や設備の改修では、昔の保温材に石綿(アスベスト)が含まれていることがあります。石綿を含む建材の除去などの作業をする人は、特別教育を受けていなければなりません。保温材は、石綿の中でも飛び散りやすい「レベル1・2」の建材として、厳しい対策が求められます。

さらに、作業を指揮する人として石綿作業主任者(技能講習を修了した人)を選ぶ必要があります。改修工事の多い会社では、持っていると重宝される資格です。

職長・安全衛生責任者教育

建設業で職長として現場の作業員をまとめる立場になるときに受ける教育です。労働安全衛生法で、新しく職長になる人に安全衛生教育をすることが決められています。

③ キャリアアップのための資格|管工事施工管理技士

配管・空調などの管工事の施工管理をするための国家資格です。2024年度から、第一次検定は実務経験なしで受けられるようになりました。施工管理への転職を考えるなら、一番の武器になります。

→ くわしくは2級管工事施工管理技士とは?でまとめています。

取る順番のおすすめ

保温工の資格を取る順番。1 現場で必要な講習(フルハーネス・石綿など)、2 熱絶縁施工技能士2級(実務経験2年から)、3 職長・安全衛生責任者教育、4 管工事施工管理技士(第一次検定は実務経験なしで受検可)
  1. 現場で必要な講習(フルハーネス、石綿など):会社の指示で受けることが多い。持っていないと作業ができない
  2. 熱絶縁施工技能士 2級:実務2年から。腕の証明になり、昇給や職長の話につながりやすい
  3. 職長・安全衛生責任者教育:職長を任されるタイミングで
  4. 管工事施工管理技士:施工管理へのキャリアアップを考えるなら

なおきの本音
僕も、この①→②→③→④の順番で取っていくつもりです。

資格を活かして、待遇のいい職場へ

資格を取っても、今の会社で給料に反映されないこともあります。その場合は、資格や経験を正しく評価してくれる会社に移るのも一つの方法です。施工管理へのキャリアアップを考えるなら、職人からの転職に特化したエージェントに相談してみてください。登録・相談は無料です。

職人から施工管理エージェント

職人・現場作業員から施工管理へのキャリアチェンジに絞った転職支援サービスです。業界出身のコンサルタントが、職人の経験を「施工管理の求人で評価される言葉」に置き換えるところから手伝ってくれます。

  • 職人・現場作業員の経験がある人向け
  • 書類の添削や面接対策までサポート
  • 40歳未満の人が対象

あわせて読みたい
→ 保温工はきつい?現役職人が感じる5つのきつさと対策

まとめ:資格は「体以外の武器」になる

資格は、体が動かなくなっても残る武器です。まずは現場で必要な講習から、次に熱絶縁施工技能士、その先に施工管理技士。1つずつ積み上げていけば、選べる働き方は確実に増えます。

→ 年収との関係は保温工の年収のリアルで書いています。

出典:厚生労働省 job tag「保温工事」、厚生労働省「墜落制止用器具に係る質疑応答集」、厚生労働省 石綿総合情報ポータル「作業者向け資料」

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