プラント保温と建築保温の違い|仕事内容・働き方・向いている人を現役保温工が比べました

現場の仕事

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「保温工って、ビルの仕事とプラントの仕事で何が違うの?」
「転職するなら、どっちの会社を選べばいいんだろう」

同じ保温工でも、現場によって仕事の中身はけっこう変わります。
現役の保温職人のなおきです。

厚生労働省のjob tagでも、保温工事の仕事は建築設備の保温・保冷工事とプラント設備の保温・保冷工事の大きく2つに分けられています。この記事では、その2つの違いを比べてまとめます。

なおきの本音
僕の現場は、建築設備の仕事が多いです。
公共工事が多いからです。

ひと目で分かる|建築保温とプラント保温の違い

建築保温とプラント保温の比較。建築保温:主な現場はビル・病院・商業施設、対象は空調ダクト・冷温水管・給排水管、天井裏など狭い場所が多い、建物の工程に合わせて進む、家から通いたい人や細かい納まりが好きな人に向く。プラント保温:主な現場は工場・発電所・化学プラント、対象は高温の配管・タンク・塔槽、規模が大きく保温材が厚い、定期修理の時期に集中、大きな設備が好きで出張もOKな人に向く。

このほか、プラントは入構教育など、安全のルールが厳しいことが多いのも大きな違いです。

建築保温の特徴

建物の空調や給排水の配管・ダクトを保温する仕事です。冷たい配管の結露を防ぐ保冷の仕事も多くあります。

  • 天井裏やパイプスペースなど、狭くて暑い場所での作業が多い
  • 他の職種と同じ時期に入ることが多く、段取りの調整が大事
  • 現場の数が多く、仕事が途切れにくい傾向がある

プラント保温の特徴

工場や発電所などの設備で、高温の配管やタンクを保温する仕事です。熱を逃がさないことが、エネルギーの節約や安全につながります。

  • 規模が大きく、扱う保温材やラッキングの量も多い
  • 工場が止まる定期修理の時期に、仕事が集中しやすい
  • 現場が遠いこともあり、出張や泊まりの仕事が入ることもある

プラントの仕事が多い会社は、経験者を求めていることが多く、条件のいい求人が見つかることもあります。

なおきの本音
プラントは、ルールや決まりごと、ゲートの通過など、大変なイメージがあります。
建築は、他の業者さんとの兼ね合いが大変です。

向いている人の違い

建築保温が向いている人

  • 家から通える範囲で働きたい
  • 細かい納まりをきれいに仕上げるのが好き
  • いろいろな現場を経験したい

プラント保温が向いている人

  • 大きな設備の仕事にやりがいを感じる
  • 出張があっても、稼げる時期にしっかり稼ぎたい
  • 安全のルールをきっちり守るのが苦にならない

転職するなら、会社の「現場の種類」を必ず確認

同じ「保温工」の求人でも、建築が中心の会社とプラントが中心の会社では、働き方も給料の上がり方も変わります。求人票だけでは分からないことも多いので、主な現場の種類、出張の有無、繁忙期は面接やエージェント経由で確認しておきましょう。

→ 転職の進め方は保温工の転職は何から始める?で書いています。

→ エージェントの使い方は職人向け転職エージェントの選び方も参考にしてください。

保温の経験を活かして、施工管理に進む道も

建築でもプラントでも、配管や設備の現場で積んだ経験は、施工管理でも強みになります。体の負担を減らしたい人は、職人からの転職に特化したエージェントに相談してみてください。登録・相談は無料です。

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あわせて読みたい
→ 保温工はきつい?現役職人が感じる5つのきつさと対策

まとめ:自分に合う「現場の種類」を知っておく

建築保温とプラント保温は、同じ保温工でも働き方がかなり違います。自分はどちらが合っているのかを知っておくだけで、会社選びで失敗しにくくなります。

出典:厚生労働省 job tag「保温工事」

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