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「同じ現場に入っている配管屋さんや電気屋さんと、給料ってどのくらい違うんだろう?」
「設備の仕事の中で、年収が上がりやすいのはどれ?」
現役の保温職人のなおきです。同じ設備の現場で働いていても、職種ごとの給料の話をする機会はあまりありません。そこで、厚生労働省のjob tagに載っている数字で、設備まわりの職種の平均年収を並べてみました。
この記事で分かること
- 保温・配管・電気・板金・ビル設備管理・施工管理の平均年収
- 数字を見るときに気をつけたいこと
- 保温職人の立場から考えた、年収を上げる道
設備の職人の平均年収を並べてみた

いちばん高いのは建築施工管理の679.1万円、保温工事は466.9万円でした。保温工事と配管工の差は約56万円、建築施工管理との差は約212万円です。
| 職業(job tag) | 平均年齢 | job tagでの統計の分類 |
|---|---|---|
| 建築施工管理技術者 | 43.4歳 | 建築施工管理技術者 |
| 電気工事士 | 41.6歳 | 電気工事作業員 |
| 配管工 | 42.9歳 | 配管工 |
| 保温工事 | 41.6歳 | その他の建設の職業 |
| 建築板金 | 43.0歳 | 板金工(自動車を除く) |
| ビル施設管理 | 47.3歳 | ビル設備管理員 |
出典:厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)。令和7年賃金構造基本統計調査をもとにした全国の数字です(2026年10月26日確認)。
数字を見るときの注意
- 全国の平均です。会社・地域・現場の種類・残業の多さで、実際の給料は大きく変わります
- その職業だけの集計とは限りません。job tagにも「統計データは必ずしもその職業のみの統計ではない」と書かれています。たとえば保温工事は「その他の建設の職業」という広い分類の数字です
- ダクト工・空調設備の職人は載せていません。今回確認したjob tagのページの中に、独立した職業として見つけられなかったためです
なおきの本音
ほかの職種の職人さんとの違いで、やはり驚いたのは給料面です。
職種によって、ここまで違うのかと思いました。
差が出る理由として考えられること
この数字だけで、差が出る理由までは分かりません。そのうえで、比べるときに見ておきたい点を挙げます。
- 資格が仕事の条件になっているか:電気工事は、電気工事士の資格がないとできない作業があります
- 統計の分類の広さ:分類が広いほど、いろいろな仕事の平均になります
- 職人か、管理する側か:施工管理は工程・安全・品質を管理する仕事で、職人とは仕事の中身そのものが違います。書類仕事や現場同士の調整が増え、残業が多くなることもあります
保温職人が年収を上げるなら
ほかの職種と比べて、すぐに職種を変える必要はありません。保温職人のまま上げる道も、設備の別の仕事に移る道もあります。
- 資格を取る:熱絶縁施工技能士など → 保温工事の資格・講習一覧
- 同じ仕事で、条件のいい会社に移る → 保温工の転職は何から始める?
- 施工管理を目指す:配管・空調の現場を知っていると、管工事の施工管理で経験を活かしやすくなります → 2級管工事施工管理技士とは?
なおきの本音
今はまだ、仕事のやりがいがあるので、保温の仕事を続けていきたいと思っています。
ただ、セカンドキャリアを考えたときや、体力の限界を感じたときには、施工管理を目指すのもいいと思っています。
施工管理を考えている人へ
※ここで紹介しているサービスを、筆者(なおき)はまだ利用していません。公式サイトとA8.netの公開情報をもとにまとめています(2026年10月時点)。
職人から施工管理エージェント
職人・現場作業員から施工管理への転職を専門にサポートしているサービスです。職人の経験がどう評価されるかを、業界出身のコンサルタントに無料で相談できます。
- 向いている人:職人・現場作業員から施工管理に移りたい人
- 向いていない人:施工管理ではなく、今の職種のまま会社を変えたい人
- 相談すると分かること:自分の現場経験で応募できる施工管理の求人、職務経歴書の書き方、面接で聞かれること
- 年齢・地域の条件:公式サイトでは確認できなかった(2026年10月時点)。申し込む前に公式サイトで確かめてください
- 料金:無料
保温・配管など、今の職種のまま会社を変えたい人
職人の求人に強いサービスは、今のところこのブログでは紹介していません。まずは求人サイトやハローワークで同業の求人を見て、給料や休みの相場を知るところから始めてみてください。→ 保温工の転職は何から始める?
まとめ
- 設備まわりの職種の平均年収は、約452万〜679万円の幅(job tag/令和7年賃金構造基本統計調査)
- 保温工事は466.9万円。配管工とは約56万円、建築施工管理とは約212万円の差
- 全国の平均で、分類もその職業だけの集計とは限らないので、目安として見る
- 年収を上げる道は「資格」「条件のいい会社」「施工管理」の3つから考える
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→ 30代職人の転職は遅くない
